2023年6月– date –
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第2章
守護異能力者の日常新生活記 ~第2章 第11話~
「あー美味しかったー。普段購買ばっかりだけど、たまには学食も良いね」 昼食を食べ終えて2年の修也たちとは別れた後、自分たちの教室へ戻る蒼芽と詩歌。 「そ、そうなんだ……わ、私は……いつもお弁当だから……」 「あ、そうそう! 今日のお弁当も美味しそ... -
第2章
守護異能力者の日常新生活記 ~第2章 第10話~
「あ、いたいた。詩歌ー!」 「あ、お姉ちゃん、アキ君……」 午前の授業が終わり、昼休みとなった。 詩歌は朝爽香に言われた通り、学食棟の入り口で待っていた。 しばらくしてそこに爽香と彰彦がやってきて今に至る。 「ご、ゴメンねアキ君。こんなことに巻... -
第2章
守護異能力者の日常新生活記 ~第2章 第9話~
「それでは行ってきます」 「行ってきます」 「はい、行ってらっしゃい」 翌朝、修也と蒼芽は紅音に見送られて学校に向かう。 このやり取りはまだ片手で数えられるほどしかしていないが、少しずつ慣れてきたような気がする。 「昨日のパジャマパーティー、... -
第2章
守護異能力者の日常新生活記 ~第2章 第8話~
一方その頃、舞原家では。 「~~♪」 蒼芽が超ご機嫌だった。 家に帰ってからも、夕飯の時もずっと笑顔で、時には鼻歌を歌ってすらいた。 今はリビングでソファーに座ってテレビを見ている。 「蒼芽、今日は何か良いことでもあったの?」 そんな娘の様子が...
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