2023年7月– date –
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第2章
守護異能力者の日常新生活記 ~第2章 第16話~
「……そうか、舞原さんとは無事連絡先交換できたのか」 「うん。舞原さんから交換しよって言ってくれたから……」 放課後、詩歌は昨日の約束通り連絡先を交換するため、彰彦と中庭のベンチに座っていた。 「直で話したことは無いけど、本当に良い子だな、舞原... -
第2章
守護異能力者の日常新生活記 ~第2章 第15話~
「ど、どうして、そんな……」 突如出された爽香からの課題に詩歌は戸惑う。 「当たり前でしょ? 携帯持ってるのに誰の連絡先も無いとか、意味ないじゃない」 「そ、それはそうかもしれないけど……」 「期限は、そうねぇ……今週末までね」 「え……そ、そんなの... -
第2章
守護異能力者の日常新生活記 ~第2章 第14話~
「ん? おや? そこにいるのはもしかしなくても土神君じゃないかい?」 「うわぁ……めんどくさい人に見つかった……」 陽菜が修也に気づいて声をかけてくる。 それに対して修也はめんどくさそうな表情を隠しもせずに呟く。 「おいおいそりゃないぜ土神君。... -
第2章
守護異能力者の日常新生活記 ~第2章 第13話~
「ふぅ…………」 詩歌は浴槽に張られた湯に浸かりながら息を吐いた。 今日一日の色々あった疲れが溶け出るようで、詩歌の表情は緩む。 (やっぱり、お風呂は気持ちいいなぁ……) 某国民的アニメのヒロインのように1日3回とまでは流石に言わないが、詩歌はこ... -
第2章
守護異能力者の日常新生活記 ~第2章 第12話~
話は少し遡り、帰りのホームルーム直後。 陣野君と佐々木さんへのお祝いムードの陰に隠れて詩歌はこっそりと教室を後にした。 いつまでも教室に残っていると、いつ自分の方に話の矛先が向いてくるか分からない。 修也と多少なりとも関係があると知られてい...
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