2024年6月– date –
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第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第3話~
「お風呂上がりましたー……え、何この空気。何か前にも似たようなことあったな」 修也が風呂からリビングに戻ってくるとそこでは蒼芽があたふたしており、その様子をにこやかに見つめている紅音の姿があった。 少し前に似たような光景を見ていた修也は既視... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第2話~
「んー……こっちかな……?」 「んむむむむ……」 修也がカードの1つに手を伸ばして掴もうとすると難しい顔をする由衣。 「それともこっちか……?」 「んふふふふー♪」 手をずらして違うカードを掴もうとすると今度は笑顔になる由衣。 (いや由衣ちゃん、分かり... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第1話~
「しかしどうしてこうなった……」 週明けの昼休み、修也は購買で買ったパンをかじりながら難しい顔で呟く。 「あ、あはは……」 その横では蒼芽が苦笑いしながらパックのお茶を飲んでいる。 「わ、私は話で聞いただけ、ですけど……凄いことに、なってますね……... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第33話~
猪瀬の土下座騒動があった日から、修也の身の回りではいくつか変化が起きた。 まずは修也を襲撃してきた男たちのリーダーが再び学校にやってきたのだ。 ただ今回は仲間全員を引き連れてではなく、リーダーの男1人だけだったが。 「……あれ? どうしたんだ... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第32話~
「……ということが昨日朝早々にあってだな」 「あははははははははは! あっはははははっはっはははは!!」 翌日の昼休み、屋上で昼食をとった後修也は昨日の朝のエピソードを話していた。 あらかた予想はついていたが、それを聞いた華穂は大爆笑。 もう...
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