第4章– category –
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第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第15話~
「おいしいねー、おにーさん」 「そうだなぁ、屋台で作られてるものって何か不思議な魅力がある」 焼きそばとたこ焼きを2皿ずつ買ってテーブルに並べた修也たちはそれぞれ自分の分を食べる。 「確かに美味しいですけど……修也さんはそれで足りますか?」 ... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第14話~
「しかしまぁ……あんなのが本当にいるとはなぁ。都市伝説くらいに思ってたけど」 「私も自分があんな目に遭うとは思っていませんでした」 修也たちは一休みするために飲み物を買って備え付けのベンチに座っていた。 (いや……蒼芽ちゃんだったらいずれこうい... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第13話~
「おぉ……結構しっかりした作りになってんだなぁ」 更衣室前で蒼芽と由衣と別れて水着に着替えた修也は一足先にプールにやってきた。 中は想像以上に広く、プールも普通のプールだけでなく波の出るものや流れるもの、幼児向けの水深の浅いものなどもある。 ... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第12話~
(…………んー……もう朝か……) めんたいこの港騒動のあった週の土曜日、修也はいつも通りの時間に目が覚めた。 とは言え、目が覚めたというだけでまだ起き上がる訳ではない。 時刻はまだ5時半。 今起きてリビングに行ったところで紅音は起きているが朝食の準... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第11話~
「いらっしゃいませー。何名様ですか?」 「6人です」 「ではこちらの席へどうぞー」 今日は人数が多いので、先日蒼芽と2人で来た時とは違う大きめのテーブルに修也たちは案内された。 「ご注文がお決まりになったらお呼びください」 そう言って店員はメ... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第10話~
「……さて行くか。確かモールの2階の喫茶店だったよな」 翌日の放課後、修也は永田さんに会う為にホームルーム終了後すぐ荷物を纏めて席を立つ。 「じゃあね土神君。また明日ね」 「じゃあなー!」 「ああ、また明日な」 「あっ土神さん、お帰りになる前に... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第9話~
「おい氷室、ちょっと話がある」 翌朝登校してきた修也は、自分の席につく前に先に登校していた塔次の席の正面に立ち塔次に詰め寄る。 「どうした土神、藪から棒に。そんなにめんたいこの港商品化の経緯が気になるのか?」 「何でこっちが聞きたいことを既... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第8話~
由衣のお菓子のついでに自分たちもいくつかお菓子を買った修也と蒼芽。 その後は特に用事も目的も無いので家路につく。 「……あ、そう言えば俺の夏用の服買うの忘れてたや」 しかし途中で自分の買い物をしていなかったことに修也は気づいた。 「あ、そう言... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第7話~
「ただいまー、おにーさん!」 一足先に着替え終わった由衣が試着室から出てきた。 「えっ? もう着替え終わったの由衣ちゃん?」 隣の試着室から蒼芽の驚いたような声が聞こえてくる。 「うんっ! 私の水着は着るのも脱ぐのも簡単だったからー」 「蒼芽... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第6話~
「ねーねーおねーさん! こんなのはどーかなー?」 「あっ可愛い色だね。それに裾のフリルも可愛い」 由衣が手に取ったピンク色のワンピース型の水着を見て蒼芽がそう言う。 「おねーさんもそう思うー? でも今日はお菓子買うお金しか持ってないから買え...