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守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第26話~
「よし、誰も使ってないな」 戒は誰も使っていないことを確認してから舞台に上がる。 舞台とは言ってもコンクリートでそれっぽく形作っているだけでそこまで本格的なものではない。 広さもせいぜい教室2つ分くらいだろうか。 まぁ演劇の練習として使うな... -
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守護異能力者の日常新生活記 姫本華穂 ~水着~
最近暑いので水着姿を描いてみました。春なのに。 何故華穂なのかって? ヒロインの中で一番スタイルが良くて映えるからですよ! ……と言うのは冗談で、蒼芽と詩歌は前にⅩに描いて投稿したことがあるんです。 興味がある方は探してみてください(ユーザー名... -
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守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第25話~
「お疲れ様ですお嬢様方。公園に到着いたしました」 十数分後、リムジンは再び公園の駐車場まで戻ってきた。 運転席を降りた御堂が後部座席のドアを開ける。 「ありがとね、御堂さん」 「御堂さんもお疲れ様です」 華穂と美穂は御堂にねぎらいの言葉をかけ... -
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守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第24話~
「……ごちそうさまでした。どれも美味しかったです」 手を合わせながらそう言う美穂。 その所作も優雅で気品の溢れるものだ。 しかし修也と蒼芽はそこよりも気になるところがあった。 「……本当に全部食べましたね……」 「あの後俺は追加で作ったけど、その分... -
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守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第23話~
「それでね、3人で駅前に来てたクレープ屋さんで買ったクレープが美味しくてさ」 「それぞれがそれぞれの美味しさがありましたよね」 「でも先輩が妙な呪文唱えだしたときは何が起きたのかと思ったよ」 「ふふ、そんなことがあったんですね。楽しそうで羨... -
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守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第22話~
「えーっと……駐車場のある公園の入り口ってここで良いんだよな?」 のんびりと町中を歩きながら華穂の指定した公園の入り口にまでやってきた修也と蒼芽。 「はい。駐車場のある入り口はここだけです」 「しかしこれと言って特に変わったものはないけど……」... -
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守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第21話~
翌日、土曜日。 今日は学校が休みなので、いつもの時間になっても蒼芽は起こしに来ない。 それに対して休日でも生活リズムが変わらない修也は平日と同じ時間にベッドから起き上がる。 そして制服ではなく私服に着替え、朝食を摂るために1階へ降りる。 「... -
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守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第20話~
「……あっ、土神くーん! こっちこっちー!」 翌日の昼休み。 華穂は屋上でベンチに座っていた。 そこに修也がやってきたのを見つけ、手を大きく振って修也を呼ぶ。 「早いな先輩。まだ昼休み始まって間もないぞ」 「へへーん、私の教室は4階だからね。物... -
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守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第19話~
「クソッ……! 何なんだアイツは! 上級国民である僕に歯向かうなんて……!」 修也たちがカフェで話し合いをしている頃、猪瀬は自分の部屋で顔を真っ赤にさせて苛立っていた。 「駒どもも駒どもだっ……! 主人である僕の簡単な命令すら聞けないのか……!」 ... -
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守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第18話~
「……さて、まずは自己紹介かな? 私は土神君しかしらないし」 近場のカフェに入りそれぞれ注文したものを受け取って空いている円卓を囲むようにして座った修也たち。 全員が座ったことを確認した瀬里が最初に喋りだした。 「私は高代瀬里。とある出版社で...