soma– Author –
soma
-
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第24話~
「……ごちそうさまでした。どれも美味しかったです」 手を合わせながらそう言う美穂。 その所作も優雅で気品の溢れるものだ。 しかし修也と蒼芽はそこよりも気になるところがあった。 「……本当に全部食べましたね……」 「あの後俺は追加で作ったけど、その分... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第23話~
「それでね、3人で駅前に来てたクレープ屋さんで買ったクレープが美味しくてさ」 「それぞれがそれぞれの美味しさがありましたよね」 「でも先輩が妙な呪文唱えだしたときは何が起きたのかと思ったよ」 「ふふ、そんなことがあったんですね。楽しそうで羨... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第22話~
「えーっと……駐車場のある公園の入り口ってここで良いんだよな?」 のんびりと町中を歩きながら華穂の指定した公園の入り口にまでやってきた修也と蒼芽。 「はい。駐車場のある入り口はここだけです」 「しかしこれと言って特に変わったものはないけど……」... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第21話~
翌日、土曜日。 今日は学校が休みなので、いつもの時間になっても蒼芽は起こしに来ない。 それに対して休日でも生活リズムが変わらない修也は平日と同じ時間にベッドから起き上がる。 そして制服ではなく私服に着替え、朝食を摂るために1階へ降りる。 「... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第20話~
「……あっ、土神くーん! こっちこっちー!」 翌日の昼休み。 華穂は屋上でベンチに座っていた。 そこに修也がやってきたのを見つけ、手を大きく振って修也を呼ぶ。 「早いな先輩。まだ昼休み始まって間もないぞ」 「へへーん、私の教室は4階だからね。物... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第19話~
「クソッ……! 何なんだアイツは! 上級国民である僕に歯向かうなんて……!」 修也たちがカフェで話し合いをしている頃、猪瀬は自分の部屋で顔を真っ赤にさせて苛立っていた。 「駒どもも駒どもだっ……! 主人である僕の簡単な命令すら聞けないのか……!」 ... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第18話~
「……さて、まずは自己紹介かな? 私は土神君しかしらないし」 近場のカフェに入りそれぞれ注文したものを受け取って空いている円卓を囲むようにして座った修也たち。 全員が座ったことを確認した瀬里が最初に喋りだした。 「私は高代瀬里。とある出版社で... -
イラスト
守護異能力者の日常新生活記 藤寺陽菜 ~立ち絵~
ある意味メインの修也たちより目立ってる陽菜先生の立ち絵。 こうやってサブキャラたちも描けていけたら良いなぁ。 -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第17話~
「……………………」 「……………………」 「おはよう仁敷、爽香……何やってんの、アレ?」 2階で教室に向かう蒼芽と別れ、3階で階段を上る華穂と別れて自分の教室へ向かう修也。 特に何事も無く教室に入ると、白峰さんと黒沢さんが机を向かい合わせて座り、一心不乱に... -
イラスト
守護異能力者の日常新生活記 米崎詩歌 ~バレンタイン~
こちらは詩歌バージョン。 色の塗り方はまだまだ要研究ですね。