第4章– category –
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第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第18話~
「あー、やっと来たー。遅いよありちゃーん」 「いやアンタが速すぎるのよ! 何で体育の授業の時より速いのよ? 体操服よりも動きにくい制服のハズなのに!」 頬を膨らませてむくれる由衣に対して突っかかる亜理紗。 「だっておにーさんに会えるのが楽し... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第17話~
「黒沢さん、今お時間少々よろしいですか?」 「おや白峰殿、どうかなされましたかな?」 放課後、ホームルームも終わり生徒が各々の目的の為に教室から出ていき始めた時に白峰さんが黒沢さんに声をかける。 「今週から衣替えが始まりましたがそのことにつ... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第16話~
蒼芽と由衣の2人とプールに行った週末が明けて今日からまた1週間が始まる。 「んーーーーーー……! さ、今週も頑張るか」 6時過ぎになって身体が動くようになってきた修也はベッドから降りて立ち上がり、大きく伸びをする。 「……あ、そう言えば……」 そ... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第15話~
「おいしいねー、おにーさん」 「そうだなぁ、屋台で作られてるものって何か不思議な魅力がある」 焼きそばとたこ焼きを2皿ずつ買ってテーブルに並べた修也たちはそれぞれ自分の分を食べる。 「確かに美味しいですけど……修也さんはそれで足りますか?」 ... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第14話~
「しかしまぁ……あんなのが本当にいるとはなぁ。都市伝説くらいに思ってたけど」 「私も自分があんな目に遭うとは思っていませんでした」 修也たちは一休みするために飲み物を買って備え付けのベンチに座っていた。 (いや……蒼芽ちゃんだったらいずれこうい... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第13話~
「おぉ……結構しっかりした作りになってんだなぁ」 更衣室前で蒼芽と由衣と別れて水着に着替えた修也は一足先にプールにやってきた。 中は想像以上に広く、プールも普通のプールだけでなく波の出るものや流れるもの、幼児向けの水深の浅いものなどもある。 ... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第12話~
(…………んー……もう朝か……) めんたいこの港騒動のあった週の土曜日、修也はいつも通りの時間に目が覚めた。 とは言え、目が覚めたというだけでまだ起き上がる訳ではない。 時刻はまだ5時半。 今起きてリビングに行ったところで紅音は起きているが朝食の準... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第11話~
「いらっしゃいませー。何名様ですか?」 「6人です」 「ではこちらの席へどうぞー」 今日は人数が多いので、先日蒼芽と2人で来た時とは違う大きめのテーブルに修也たちは案内された。 「ご注文がお決まりになったらお呼びください」 そう言って店員はメ... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第10話~
「……さて行くか。確かモールの2階の喫茶店だったよな」 翌日の放課後、修也は永田さんに会う為にホームルーム終了後すぐ荷物を纏めて席を立つ。 「じゃあね土神君。また明日ね」 「じゃあなー!」 「ああ、また明日な」 「あっ土神さん、お帰りになる前に... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第9話~
「おい氷室、ちょっと話がある」 翌朝登校してきた修也は、自分の席につく前に先に登校していた塔次の席の正面に立ち塔次に詰め寄る。 「どうした土神、藪から棒に。そんなにめんたいこの港商品化の経緯が気になるのか?」 「何でこっちが聞きたいことを既...