2023年4月– date –
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第2章
守護異能力者の日常新生活記 ~第2章 第2話~
一方その頃、修也はというと…… 「よく来たね土神君! 逃げずにやってきたその勇気だけは誉めてやろう!!」 「何でRPGのラスボス風なんですか」 職員室に入り、さっそく陽菜に絡まれていた。 「私は待っていた! 君のような若者がやってくるのを」 「あ... -
第2章
守護異能力者の日常新生活記 ~第2章 第1話~
「ふぅ…………」 修也がショッピングモールの近くでガラの悪い男たちに絡まれている女の子を助けた日の夜。 その助けられた女の子、米崎詩歌(よねざき しいか)は自分の部屋でベッドに腰かけて溜息を吐いていた。 (今日は怖い目に遭ったなぁ……) 思い出し... -
第1章
守護異能力者の日常新生活記 ~第1章 第22話~
蒼芽によるショッピングモール案内から一夜明けて、今日は日曜日。 昨日はほぼ一日外出していたので、今日はゆっくり休もうということになった。 それでも修也の生活リズムは変わらない。 いつもと同じ時間に目が覚め、起き上がり、着替えて食卓へ向かう。... -
第1章
守護異能力者の日常新生活記 ~第1章 第21話~
一通りの階層を見終わった修也と蒼芽は、再び2階へ戻ってきていた。 蒼芽が勢いで約束を取り付けた、喫茶店に行くためだ。 喫茶店はレストラン街の隅にひっそりと建っていた。 しかし寂れているという訳ではなく、知る人ぞ知る名店という雰囲気の佇まいで... -
第1章
守護異能力者の日常新生活記 ~第1章 第20話~
「えへへ……えへへ……」 「……」 蒼芽はさっきからずっと浮かれている。 事ある毎に自分の持ってる袋の中の箱を見てにやけていた。 昼食の時間になってイタリアンのレストランに入り、席について料理を注文して待ってる間もずっとこの調子だ。 流石に料理が来... -
第1章
守護異能力者の日常新生活記 ~第1章 第19話~
「修也さんっ、ショッピングモールが見えて来ましたよ!」 修也の少し先を歩いていた蒼芽が、見えてきたショッピングモールを指さしながら修也の方に振り返る。 「改めて見るとやっぱデカイな……理事長夫人の本気度が伺える」 「駄菓子屋さんから宝石店まで... -
第1章
守護異能力者の日常新生活記 ~第1章 第18話~
「ホントに1周するだけで結構いい時間になったな……」 二人で色々話しながら公園を1周しただけだったのだが、再び入り口に戻ってきたときは9時半になろうかという時間になっていた。 「確か家出たのって8時過ぎだろ? もう1時間以上経ってんのか」 「... -
第1章
守護異能力者の日常新生活記 ~第1章 第17話~
「お待たせしました修也さん!」 しばらくして朝食を終えた蒼芽が再び修也の部屋にやってきたようだ。 部屋の外から修也を呼ぶ声が聞こえてきた。 「早いな? もうちょっとゆっくり食べても良かったんじゃない? 早食いは体に悪いぞ?」 「あはは……早く...
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