soma– Author –
soma
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第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第29話~
「お前はお呼びじゃねぇ、とっとと帰れ」 修也は猪瀬に向かって手で追い払う仕草をしながらそう言う。 「ふん、生憎下級庶民の戯言に耳を貸すなどという下賤な趣味は持ち合わせていないのでね」 それに対し猪瀬は鼻で笑い、修也の隣に立っていた美穂に視線... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第28話~
「『何故だ! 何故俺たちを……俺を裏切った!?』 『裏切った? ……それは違うな。俺は真実に気づいた。それだけだ』 血を吐くかのような叫びを、目の前のアイツは振り返りもせずそう切り捨てた。 『貴様は世の大局を見ていない。目の前のことしか見ていな... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第27話~
「本当に凄かったです土神先輩も霧生先輩も! 僕感動しました!」 「陣野君、ここお店の中だからもう少し声を抑えた方が……」 ラーメン屋に入ってそれぞれ席について注文した後、陣野君が目を輝かせながら興奮気味に大声を出す。 その横で佐々木さんが窘め... -
イラスト
守護異能力者の日常新生活記 舞原蒼芽 ~水着~
蒼芽の水着絵も描いてみました。 ……これでホントに入学したばかりの高校生なのかと。 -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第26話~
「よし、誰も使ってないな」 戒は誰も使っていないことを確認してから舞台に上がる。 舞台とは言ってもコンクリートでそれっぽく形作っているだけでそこまで本格的なものではない。 広さもせいぜい教室2つ分くらいだろうか。 まぁ演劇の練習として使うな... -
イラスト
守護異能力者の日常新生活記 姫本華穂 ~水着~
最近暑いので水着姿を描いてみました。春なのに。 何故華穂なのかって? ヒロインの中で一番スタイルが良くて映えるからですよ! ……と言うのは冗談で、蒼芽と詩歌は前にⅩに描いて投稿したことがあるんです。 興味がある方は探してみてください(ユーザー名... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第25話~
「お疲れ様ですお嬢様方。公園に到着いたしました」 十数分後、リムジンは再び公園の駐車場まで戻ってきた。 運転席を降りた御堂が後部座席のドアを開ける。 「ありがとね、御堂さん」 「御堂さんもお疲れ様です」 華穂と美穂は御堂にねぎらいの言葉をかけ... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第24話~
「……ごちそうさまでした。どれも美味しかったです」 手を合わせながらそう言う美穂。 その所作も優雅で気品の溢れるものだ。 しかし修也と蒼芽はそこよりも気になるところがあった。 「……本当に全部食べましたね……」 「あの後俺は追加で作ったけど、その分... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第23話~
「それでね、3人で駅前に来てたクレープ屋さんで買ったクレープが美味しくてさ」 「それぞれがそれぞれの美味しさがありましたよね」 「でも先輩が妙な呪文唱えだしたときは何が起きたのかと思ったよ」 「ふふ、そんなことがあったんですね。楽しそうで羨... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第22話~
「えーっと……駐車場のある公園の入り口ってここで良いんだよな?」 のんびりと町中を歩きながら華穂の指定した公園の入り口にまでやってきた修也と蒼芽。 「はい。駐車場のある入り口はここだけです」 「しかしこれと言って特に変わったものはないけど……」...