第4章– category –
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守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第33話~
「……という訳で防犯カメラの映像データが保管されているサーバにアクセスしてしまいました。緊急事態でやむを得なかったとは言え申し訳ありませんでした」 由衣の誘拐騒動が解決した翌日、修也は早速華穂を通して理事長にアポを取って理事長室で頭を下げて... -
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第32話~
「………………うーーん…………」 3人で廃倉庫を後にして由衣は自分の家へ、修也と蒼芽は舞原家へ帰った。 その後夕食を終えて風呂に入った後、修也は自分の部屋のベッドの上で座り考え込んでいた。 とりあえず由衣の誘拐と自分の脅迫状の件は一区切りついたが、ま... -
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第31話~
「……ねーねーおねーさん、やっぱりおにーさんって凄いんだねー」 倉庫の入り口で修也の立ち回りを見ていた由衣が横に立っている蒼芽に話しかける。 「相手の人ナイフ持って振り回してるのにおにーさんには全然当たってないよー? 全部避けてるよー」 「う... -
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第30話~
「……終わりましたか修也さん?」 修也が入ってきた倉庫の入り口から修也と一緒に来ていた蒼芽が顔だけひょっこりと出して尋ねる。 「ああ……大体はな。でも念の為まだ気を抜かないでくれ」 それに対して修也は男から目線を外さずに答える。 「で? 一応形... -
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第29話~
「いや、え? どういうことだよ!?」 「私だって分かりませんよ! 今日も2人でここに来る途中でいきなり由衣が知らない男の人に捕まって連れ去られていったんです!!」 慌てて詰め寄る修也に対し、亜理紗もパニック気味で答える。 「ど、どうしましょ... -
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第28話~
「こうやって土神と昼飯食うのも何だか久しぶりだな」 「確かにな。転入直後以来か?」 午前の授業を終えて、修也は彰彦と学食に来ていた。 修也1人だけだとあっという間に人に囲まれてしまうが、誰かと一緒にいる時はそうでもない。 どうやら修也のプラ... -
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第27話~
「土神、少し時間良いか? 話しておきたいことがある」 翌朝、修也が教室に入るのと同時に塔次が声をかけてきた。 「何だどうした登校早々に……」 「早めに情報を共有しておいた方が良いと思ったのでな」 「何かよく分からんが……話を聞けば良いのか」 「う... -
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第26話~
「え……な、何ですかこれ……」 手紙の内容を見て蒼芽は表情を引きつらせる。 「見ての通りこれは脅迫状だ。まぁ大体そんなとこだろうとは思ってたけどな」 「どうして分かったんですか?」 「手紙にしてはちょっと重かったからな。あと手触りで紙以外の固い... -
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第25話~
「『…………! いたぞ!』 『こそこそ隠れているかと思ったが、まさか堂々と待ち構えているとはな……』 所々が焼け焦げ崩れ落ちている王座の間。 その王座に悠々と座っている男はこちらを見て邪悪に微笑む。 その瞳は血を連想させるように赤い。 『…………あぁ、... -
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第24話~
昼休憩の時間が終わり、午後の部が始まった。 午前はリレーや徒競走など真面目な競技が多かったが、午後はどうもエンターテイメント性が高い競技が割り振られているようだ。 今もグラウンドで行われているのはパン食い競走である。 「……と言うか昼食直後に...