2023年5月– date –
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第2章
守護異能力者の日常新生活記 ~第2章 第7話~
「……よかった……ちゃんと、お礼……言えた……」 修也の授業初日の晩、詩歌は自分の部屋で安堵の息を吐いていた。 元々極度のあがり症で、さらに男に対して強い恐怖心を抱いている詩歌。 不思議と修也に対しては恐怖心は湧かなかったものの、それでもあがり症ま... -
第2章
守護異能力者の日常新生活記 ~第2章 第6話~
「米崎さーん、一緒に帰ろー」 放課後、1-Cの教室で詩歌が教科書を鞄に詰めている所に蒼芽がやってきた。 「えっ? あ、う、うん……」 蒼芽の言葉に一瞬意外そうな顔をした詩歌だが、すぐに頷いた。 (そ、そうだよね……友達なら一緒に帰ることもあるよ... -
第2章
守護異能力者の日常新生活記 ~第2章 第5話~
蒼芽と詩歌が屋上で昼食を食べ始めた頃、修也たちはというと…… 「へぇー、ここがこの学校の学食か。広いなぁ」 学食の入り口までやってきていた。 「と言うか、学食だけで1棟あるってどんだけだ」 「まぁ1階は購買なんだけどな」 「だから学食は実質2階... -
第2章
守護異能力者の日常新生活記 ~第2章 第4話~
4時限目の体育の授業も終わり、昼休みになった。 「土神ー、昼はどうするか決めてるのか?」 着替えを終えた彰彦が修也にそう問いかけてくる。 「そういや決めてなかったな。購買とか学食とかあるのか?」 「もちろん。どっちもちゃんとあるぞ。どっちが良... -
第2章
守護異能力者の日常新生活記 ~第2章 第3話~
「…………」 戎が散々クラスメイトに弄られてるその頃。 1-Cの教室で詩歌は自分の席に座りつつある方向を見ていた。 その方向とは…… 「ねぇねぇ舞原さん! 土神先輩とはどこで知り合ったの!?」 「えーっと、先週駅前で……」 「どの辺に住んでるか知って...
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