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第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第1話~
「しかしどうしてこうなった……」 週明けの昼休み、修也は購買で買ったパンをかじりながら難しい顔で呟く。 「あ、あはは……」 その横では蒼芽が苦笑いしながらパックのお茶を飲んでいる。 「わ、私は話で聞いただけ、ですけど……凄いことに、なってますね……... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第33話~
猪瀬の土下座騒動があった日から、修也の身の回りではいくつか変化が起きた。 まずは修也を襲撃してきた男たちのリーダーが再び学校にやってきたのだ。 ただ今回は仲間全員を引き連れてではなく、リーダーの男1人だけだったが。 「……あれ? どうしたんだ... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第32話~
「……ということが昨日朝早々にあってだな」 「あははははははははは! あっはははははっはっはははは!!」 翌日の昼休み、屋上で昼食をとった後修也は昨日の朝のエピソードを話していた。 あらかた予想はついていたが、それを聞いた華穂は大爆笑。 もう... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第31話~
話は少し前、修也と猪瀬の手下の男が対峙したところまで遡る。 「で? こんな朝早くから猪瀬の命令で襲撃に来たってのか?」 修也は目の前の男を睨みながら尋ねる。 「いや違う。……あ、猪瀬さんの命令で襲撃に来たのは合ってるけど」 修也の問いに対して... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第30話~
「くそっ、アイツめ……下級庶民のくせに生意気な……!」 猪瀬は憤りながら足音と鼻息を荒くして走る。 猪瀬にとって先程の出来事は屈辱でしかなかった。 美穂が自分の婚約者として名乗り出て格の違いをあの場にいた修也たちに見せつけ、姫本家との繋がりを強... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第29話~
「お前はお呼びじゃねぇ、とっとと帰れ」 修也は猪瀬に向かって手で追い払う仕草をしながらそう言う。 「ふん、生憎下級庶民の戯言に耳を貸すなどという下賤な趣味は持ち合わせていないのでね」 それに対し猪瀬は鼻で笑い、修也の隣に立っていた美穂に視線... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第28話~
「『何故だ! 何故俺たちを……俺を裏切った!?』 『裏切った? ……それは違うな。俺は真実に気づいた。それだけだ』 血を吐くかのような叫びを、目の前のアイツは振り返りもせずそう切り捨てた。 『貴様は世の大局を見ていない。目の前のことしか見ていな... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第27話~
「本当に凄かったです土神先輩も霧生先輩も! 僕感動しました!」 「陣野君、ここお店の中だからもう少し声を抑えた方が……」 ラーメン屋に入ってそれぞれ席について注文した後、陣野君が目を輝かせながら興奮気味に大声を出す。 その横で佐々木さんが窘め... -
イラスト
守護異能力者の日常新生活記 舞原蒼芽 ~水着~
蒼芽の水着絵も描いてみました。 ……これでホントに入学したばかりの高校生なのかと。 -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第26話~
「よし、誰も使ってないな」 戒は誰も使っていないことを確認してから舞台に上がる。 舞台とは言ってもコンクリートでそれっぽく形作っているだけでそこまで本格的なものではない。 広さもせいぜい教室2つ分くらいだろうか。 まぁ演劇の練習として使うな...