-
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第4話~
翌朝。 修也はいつも通りの時間に目を覚まし、いつもとほぼ同じ時間に起こしに来てくれた蒼芽と共に朝食の席につく。 「……うん、やっぱり何事もないってのが平和で一番良いな」 「修也さんが言うと何か凄く実感が籠ってますね……」 「まぁ色々ありすぎたか... -
イラスト
守護異能力者の日常新生活記 白峰さん ~立ち絵~
ヒロインばかりじゃアレなのでサブキャラも。 白黒コンビの片割れ、白峰さんです。 読者モデルと言われても納得できるレベルのスタイル抜群の金髪美少女のはずなんですが…… 残念なことに画力が追い付かねぇ!! -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第3話~
「お風呂上がりましたー……え、何この空気。何か前にも似たようなことあったな」 修也が風呂からリビングに戻ってくるとそこでは蒼芽があたふたしており、その様子をにこやかに見つめている紅音の姿があった。 少し前に似たような光景を見ていた修也は既視... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第2話~
「んー……こっちかな……?」 「んむむむむ……」 修也がカードの1つに手を伸ばして掴もうとすると難しい顔をする由衣。 「それともこっちか……?」 「んふふふふー♪」 手をずらして違うカードを掴もうとすると今度は笑顔になる由衣。 (いや由衣ちゃん、分かり... -
第4章
守護異能力者の日常新生活記 ~第4章 第1話~
「しかしどうしてこうなった……」 週明けの昼休み、修也は購買で買ったパンをかじりながら難しい顔で呟く。 「あ、あはは……」 その横では蒼芽が苦笑いしながらパックのお茶を飲んでいる。 「わ、私は話で聞いただけ、ですけど……凄いことに、なってますね……... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第33話~
猪瀬の土下座騒動があった日から、修也の身の回りではいくつか変化が起きた。 まずは修也を襲撃してきた男たちのリーダーが再び学校にやってきたのだ。 ただ今回は仲間全員を引き連れてではなく、リーダーの男1人だけだったが。 「……あれ? どうしたんだ... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第32話~
「……ということが昨日朝早々にあってだな」 「あははははははははは! あっはははははっはっはははは!!」 翌日の昼休み、屋上で昼食をとった後修也は昨日の朝のエピソードを話していた。 あらかた予想はついていたが、それを聞いた華穂は大爆笑。 もう... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第31話~
話は少し前、修也と猪瀬の手下の男が対峙したところまで遡る。 「で? こんな朝早くから猪瀬の命令で襲撃に来たってのか?」 修也は目の前の男を睨みながら尋ねる。 「いや違う。……あ、猪瀬さんの命令で襲撃に来たのは合ってるけど」 修也の問いに対して... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第30話~
「くそっ、アイツめ……下級庶民のくせに生意気な……!」 猪瀬は憤りながら足音と鼻息を荒くして走る。 猪瀬にとって先程の出来事は屈辱でしかなかった。 美穂が自分の婚約者として名乗り出て格の違いをあの場にいた修也たちに見せつけ、姫本家との繋がりを強... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第29話~
「お前はお呼びじゃねぇ、とっとと帰れ」 修也は猪瀬に向かって手で追い払う仕草をしながらそう言う。 「ふん、生憎下級庶民の戯言に耳を貸すなどという下賤な趣味は持ち合わせていないのでね」 それに対し猪瀬は鼻で笑い、修也の隣に立っていた美穂に視線...