第3章– category –
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第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第23話~
「それでね、3人で駅前に来てたクレープ屋さんで買ったクレープが美味しくてさ」 「それぞれがそれぞれの美味しさがありましたよね」 「でも先輩が妙な呪文唱えだしたときは何が起きたのかと思ったよ」 「ふふ、そんなことがあったんですね。楽しそうで羨... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第22話~
「えーっと……駐車場のある公園の入り口ってここで良いんだよな?」 のんびりと町中を歩きながら華穂の指定した公園の入り口にまでやってきた修也と蒼芽。 「はい。駐車場のある入り口はここだけです」 「しかしこれと言って特に変わったものはないけど……」... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第21話~
翌日、土曜日。 今日は学校が休みなので、いつもの時間になっても蒼芽は起こしに来ない。 それに対して休日でも生活リズムが変わらない修也は平日と同じ時間にベッドから起き上がる。 そして制服ではなく私服に着替え、朝食を摂るために1階へ降りる。 「... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第20話~
「……あっ、土神くーん! こっちこっちー!」 翌日の昼休み。 華穂は屋上でベンチに座っていた。 そこに修也がやってきたのを見つけ、手を大きく振って修也を呼ぶ。 「早いな先輩。まだ昼休み始まって間もないぞ」 「へへーん、私の教室は4階だからね。物... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第19話~
「クソッ……! 何なんだアイツは! 上級国民である僕に歯向かうなんて……!」 修也たちがカフェで話し合いをしている頃、猪瀬は自分の部屋で顔を真っ赤にさせて苛立っていた。 「駒どもも駒どもだっ……! 主人である僕の簡単な命令すら聞けないのか……!」 ... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第18話~
「……さて、まずは自己紹介かな? 私は土神君しかしらないし」 近場のカフェに入りそれぞれ注文したものを受け取って空いている円卓を囲むようにして座った修也たち。 全員が座ったことを確認した瀬里が最初に喋りだした。 「私は高代瀬里。とある出版社で... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第17話~
「……………………」 「……………………」 「おはよう仁敷、爽香……何やってんの、アレ?」 2階で教室に向かう蒼芽と別れ、3階で階段を上る華穂と別れて自分の教室へ向かう修也。 特に何事も無く教室に入ると、白峰さんと黒沢さんが机を向かい合わせて座り、一心不乱に... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第16話~
「~♪」 翌朝、華穂は上機嫌で鼻歌を歌いながら静かに走るリムジンの後部座席に座っていた。 「華穂お嬢様、昨日からずっとご機嫌ですね。何か良いことでもありましたか?」 その様子をリムジンのルームミラー越しに見ていた運転手が尋ねてくる。 「あ、分... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第15話~
「……ふふーん、なるほどね。情報提供感謝するよ優実」 一方の瀬里は自室で通話を終えたスマホの画面を見ながらにんまりと笑っていた。 「土神君から調べてほしいと言われた時は意味が分からなかったけど、中々面白そうじゃん」 部屋に置いてある椅子に腰か... -
第3章
守護異能力者の日常新生活記 ~第3章 第14話~
「……さて、これどうしよう?」 修也は辺りを見回す。 そこには先程修也が倒した男たちが転がっている。 このまま放っておくのは流石に近隣住民に迷惑だろう。 とは言え、蒼芽に危害を加えようとした連中だ。手厚く保護してやる義理も無い。 「……警察に通報...